悲母観音は慈父に対する悲母の愛を表した観音さまで、この世に生を受けた子供たちの健やかな成長を願い、あるいは受けるべき身でありながら、はかなく生命をたった幼子や水子たちのたましいを救ってくださる観音さまです。
この観音さまは、昭和54年3月、当山創立330年を記念して建立されました。お彼岸やお盆など、寺の行事の際に小さなお子さんに差し上げている「ご供養のお菓子」は、観音さまへあがったお賽銭でまかなっているものです。