副都心線が六月十四日に開通しました
2008年7月1日
東京メトロ副都心線開通
本納寺墓地のすぐ裏に「雑司が谷駅」ができました。徒歩3分です。
開通当日、駅前では様々な開通記念イベントがあり、記念切符を買う人々が列を成し、見物客・観光客で大賑わいでした。
このたび、この駅の最寄りの寺が本納寺ということで、ホームに当山の看板を掲げました。青いので、すぐに見つかると思います。駅ご利用の際は探してみて下さい。
看板のデザインは、以前お檀家の田島長政様が作って下さった切り絵をモチーフにアレンジしたものです。この切り絵はいつも玄関に飾ってあるので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところで、この雑司が谷という地名ですが、当山先々代の兜木正亨師の時代に無くなりかけたことがあります。この時、兜木師と本納寺の門前に住んでいた戯曲家の秋田雨雀氏が、町名保存活動に尽力しました。賛同者も多く、当時七丁目まであった雑司が谷は、三丁目までが残されることになったのです。兜木師がご遷化されてから三十年経って、駅名になりました。師も雨雀氏もきっと喜んでいらっしゃるでしょう。
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