能の世界に触れてみましょう
2015年11月20日
お会式講演 観世流能楽師 藤波重孝師
今年も、就学前のお子さんからお年寄りまで、本堂満席の五十名以上がおみえになり、宗祖日蓮大聖人第七三四遠忌御報恩法要が厳修されました。
そして法要後の講演は『能』で、「羽衣」の一部を舞ってくださるところから始まり、装束を着ける一部始終(普段は当然楽屋ですることなので見られない)の再現あり、様々な能面や扇などの小道具を並べての説明ありと、満々たる内容でした。
能面を間近で見ることはなかなかありませんし、ましてや能面の裏がどうなっているかなんて・・・
とても貴重な体験だったと思います。装束や扇などは「どうぞ持ってみて下さい」とのことで、その美しさや重さを直に感じることができ、一同大感激でした。
藤波さんの、よく通るお声でのわかりやすい説明に、堅苦しいと思っていた『能』が身近に感じられるすばらしい時間でした。
(藤波重紀君・井上周治君・疋田善地君がアシスタントとして手伝って下さいました)
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