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IN USA 2

2015年5月19日

IN USA 2

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研修の会場であるNBICは、ご本堂はもちろんのこと、その他に講義室・食堂・寺務所などを完備した素晴らしい施設でした。
「唱題行のあり方と実践」をテーマに、いよいよ2日間にわたる研修開始です。
まず、北米開教区長の御導師による法味言上(三宝に感謝し御経を唱え、お供えすること)がありましたが、いつもと違うところは声明とお経が英語だったこと。特に声明に関しては、英語の節に所作をあわせるというアメリカならではの法要でした。現在アメリカの経本には英語版と、日本語発音をローマ字表記したものと二通りあるそうです。
今回の研修は、全米から開教師・国際布教師(現地生まれ・現地育ちの教師)が集結した大きなもので、日本人、アメリカ人、日本語のわかる人、わからない人、様々でした。
講義では、講師の説明が通訳を介して伝えられるため時間がかかり、講師も「どこまで話したっけ?」と少々やりにくそうでしたが、唱題行の精神・呼吸法などの内容の濃い講義にみんな真剣に聞き入りました。
昼食時にNBIC前の道路を挟んだ向こう側のレストランに行ったのですが、衣帯をつけた僧侶がアメリカの町を団体で歩くという光景は、珍しいものだったことでしょう。
唱題行の実践では、開教師、国際布教師の方々が導師、太鼓を順につとめました。唱題行の経本も英語版とローマ字版が用意されており、導師を務める教師によって選択され、進められていきました。講師から様々なアドバイスもあり、今後の各ご自坊での唱題行布教に為になる有意義な時間となったようです。
引き続き研修のあとは現地の信徒をお迎えしての唱題行が厳修されました。10人がお参りにみえ、精神統一して、お題目を唱える、よい御修行になったことと思います。正座は難しいらしく全て椅子席でした(最近は日本でも椅子席が多くなってきていますが)。
また研修の合間に法要が行われました。御導師は、日本語がほとんどわからないアメリカの国際布教師で、参列している信者さん達もすべてアメリカの方でした。
キリスト教では信仰の証として、教会でクリスチャンネームが授与されます。その慣習を受け、アメリカでは仏教徒の証としてのダルマネームを授けているそうです。その日は授与式が行われていました。ネームは法華経から選び出された漢字2文字でした。
「つづく」

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