災害時・緊急時、体験学習
2009年3月6日
防災訓練をしてきました
1月24日、総勢12名で池袋防災館へ行って参りました。ここはガイドさんの案内のもと、「火事・煙・地震」などが体験できる施設なのです。
火事が起きたらとにかく大声を出して周りに知らせ「初期消火は火が天井に届くまでの間だけ」と説明を受けた後、実際に水の入った消火器を使って燃える画像に向かって放水体験。「炎にいくらかけても消えませんよ」の注意が飛びます。「火元にかける」という簡単な事も慌てているとできません。
煙が充満する停電の中で避難する訓練では、知らない場所、しかも暗い中で出口を探すことの怖さを実感しました。姿勢を低くしなければならないとわかっていても、早く外に出たい一心でつい中腰になってしまいます。するとすかさず「ブー!!」と警告音がなるのです。訓練は何人かでまとまって逃げましたが、これがもし外出先で一人だったら・・・と考えると、落ち着いて対処できる人はどのくらいいるのでしょうか
地震コーナーでは震度7を体験し、なにはともあれ家具を固定しなければと再認識。
最後に人工呼吸の訓練とAEDの使い方を教わって終了となりました。
実は私は5年ほど前に一度ここで同じ訓練を受けていたので、余裕を持って参加したのです。ところが全く覚えておらずあたふたしてしまい、自分でも驚きました。また、地震の時は「最近ではコンロやストーブなどは自動消火されるので、まずは自分の身を守ること」との説明を受け、時代によって対処法も変わることを知りました。毎年でも訓練しておいた方が安心、というのが一番の感想です。
私達の他にも、家族連れや会社から研修で来ているグループなどが参加していました。ロビーの売店も防災グッズが充実しており役立ちます。
防災体験の後は茶話会で盛り上がり、充実した午後となりました。
現在本納寺では耐震をはじめ、池・井戸水の利用・ソーラーシステムによる電力の確保・AEDの設置など、万一に備え、檀信徒はもとより地域の方にお使いいただけるよう設備しております。
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