「アイツ」
2010年5月26日
猫が金魚を狙っています
いつも金魚に悪さをする、のら猫(私たちは「アイツ」と名前をつけました)が木に登って金魚を狙っています。娘が見つけて「アイツが木に登ってるよ」というので撮りました。
登ったものの下りるのに苦労していて、地面に下りるまで家族ではらはら見守ってしまいました。
2010年5月26日
猫が金魚を狙っています
いつも金魚に悪さをする、のら猫(私たちは「アイツ」と名前をつけました)が木に登って金魚を狙っています。娘が見つけて「アイツが木に登ってるよ」というので撮りました。
登ったものの下りるのに苦労していて、地面に下りるまで家族ではらはら見守ってしまいました。
2010年5月10日
マレーシアからのお客様
マレーシア・ペナン島のある法華山一念寺の参拝団が来寺されました。総本山身延山久遠寺をお参りされた後、帰国のため空港に向かう途中、お参りくださいました。
あまり時間がないとのことなので少し早めのお経をお唱えしたところ、大きな声で全員が日本語のお経をスラスラと唱和して下さいました。
数人が片言の日本語をお話になるだけだったのでびっくりしました。
お土産にといただいたマレーシアのお経本をあとで見てみると漢字の横にローマ字表記で日本語読みが記されていました。大変熱心な方々で身延山への参拝も4度目になるそうです。
2010年4月7日
春を感じる
22年春のお彼岸中日は朝からすごい嵐でした。お中日の天気予報を聞いて、前日にいらっしゃった方も多く、今日は参列者なしの法要になるかも・・・と心配しながら準備していたところ、9時ごろには風は強いものの雨は止み、青空が出てきました。午後には地面もすっかり乾き、大勢の方がお参りにみえました。
以前、お中日がWBCの試合とぶつかり、試合終了後にどっと境内が混雑した時のことを思い出しました。
「暑さ寒さも彼岸まで」今年はお彼岸を過ぎても寒い日が続いていますが、きちんと春を感じて花壇には花が咲き、蛙は池にもどってきて卵をうみつけ、寒くてじっとしていた金魚が動き出します。
現在はお墓の桜が満開、枝垂桜も八分咲きです。蛙の卵がかえり、オタマジャクシになりはじめています。
門前の御衣黄(ぎょいこう)の蕾がすこ~し開き始めました。暖かくなるとあっという間に満開になってしまうので、こまめにチェック!
お檀家のTさんが今年も境内の花々の写真送ってくれました。ありがとうございます。
2010年3月11日
バリアフリートイレ
このたび、井戸の横にあるトイレが改装されました。以前は和式トイレで段差もあり、ご高齢の方から「使いづらい」「上り下りが恐い」との声がたくさんあがっておりました。
そこで今回、車いすも入れる広々とした洋式トイレに改装しました。手すりもあるので安心してお使い頂けます。
また東屋の裏(ゴミすて場・古卒塔婆置き)も整備され、お参りしやすくなりました。
2010年2月15日
2010年1月22日
年末おもちつき 21年
年末恒例のもちつき大会は今年も大勢(約150人!)の参加を頂きました。
当日は開始直前まで降っていた小雨も止み、ぐんぐん晴れていきました。平日だったため搗き手が少なく苦労しましたが、その分子供たちは何度も搗くことができたようです。また今年はお母様方がたくさん手伝って下さり助かりました。全部で14臼搗きました。
「ミニ鏡餅作り」を楽しみに来る子供も多く、今年もみんな真っ白になりながら作っていました。
“搗いて搗いて食べる食べる”で、例年通りの量を用意していたからみが足りなくなってしまうほど。お気づきでしたか?このからみも「ネギと醤油味が美味しいよ」「もう少しお砂糖を」などとアドバイスを頂き、実は少しずつ変わっているのです。今年のおもちつきはさらに美味しく、種類も増えているかもしれません。
なにはともあれ搗き手募集中です! やる気満々の男子は何人かいるのですが、みんな小学生。彼らをあてにするのは5年後からとして、大人のみなさん、お待ちしております。
2010年1月1日
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
昨年も、地元中学校の生徒が職場体験に本納寺を訪れました。
今回の参加者は13名。三つのグループに分かれ、入れ替わり立ち替わり計五日間にわたってにぎやかに真面目に過ごしていきました。一昨年同様 読経、写経をはじめ、本堂・廊下の雑巾掛け、境内・墓地の掃き掃除、など普段やったことがないであろう様々な寺の日常を体験しました。
寺としてもお札づくりやお掃除を手伝ってもらえて大助かりで、とくにあるグループは仏具をピッカピカに磨いてくれました。
きっと磨いた分だけ、掃除できれいにしただけ、正座で痛い思いをしただけ清浄(しょうじょう)になったことでしょう。
本年も皆様にとって良い年でありますように。
2009年12月7日
京都・奈良を巡るー秋の団参
秋の大和路の旅 柳田 圭永子
十月二十一日晴れ。朝八時に東京駅銀の鈴で集合、私にとっては久しぶりの新幹線の旅です。今回の目的は京都国立博物館で開催されている「日蓮と法華の名宝」拝観と古都奈良の寺院参拝です。
車窓から眺める風景をも見忘れるほど、車内で檀家の方たちとの話が弾み、海も富士山も見逃し気がつくと浜名湖も過ぎていました。
京都に到着してタクシー分乗で最初の目的地、蓮華院(三十三間堂)へ。受付料金表に七十歳以上割引と記載されていましたので数人の方と私も思わずシルバーパスをお見せしましたが、京都では通用せず。
総檜造りで約百二十メートルにもなる堂内には風神雷神の像、十一面千手千眼観音を中心に左右五百体、合計千一体の観音像が皆それぞれ違うお顔でした。一体の仏像を見ていますと十歳で他界した長男の面影が浮かんでまいりました。
昼食は近くの老舗「わらぢや」です。店の入り口には巨大なわらじが吊り下がりその前で写真を一枚。その昔、秀吉も立ち寄った縁のある店だそうです。大きな土鍋で運ばれた鰻雑炊の美味しさに舌鼓を打ち、このような高級料理をいただけるのも団参ならではと思いました。
そしていよいよ京都博物館です。森部上人のご説明を聞きながら館内を廻り「立正安国論」を始め「日蓮聖人の肖像」や「曼荼羅本尊」「三十番神画像」など数々拝することができました。
昔は歩いて大和路をと言ったところでしょうが、今は、みやこ路快速で五十分ほどで奈良に着き、宿泊する飛鳥荘へ直行です。ここは奈良公園猿沢の池の近くで、階上の露天風呂からはライトアップされた興福寺の五重塔が見えますと仲居さんに教わりましたが、それならと夕食後みんなで散歩に出かけることになりました。静かな池に映る五重塔や、池の端の柳に光が当たり枝垂れ桜のように見えてとても幻想的な夜でした。
翌日はまず日本最初の文化遺産である法隆寺です。夢殿(八角堂)の本尊開扉直後に間に合って、ゆっくりと救世観音を拝観することができました。西院伽藍の五重塔や、金堂内では阿弥陀如来座像と我が国最古の四天王像を、大宝蔵院では有名な玉虫厨子、夢違観音像、また日本の仏像には珍しい八頭身姿の百済観音像など、多くの語り尽くせない仏像を拝観しました。
次に、唐の高僧、鑑真和上で知られている唐招提寺に行きましたが、金堂は解体修理中で拝見かないませんでした。午後は興福寺に行き念願の阿修羅立像を見ることができました。興福寺の阿修羅は三つの顔と六本の手を持つ異形ではありますが、優しい表情の美少年といったところでしょう。大勢の行列で待たされた北円堂(八角堂)内の弥勒菩薩坐像、四天王像他、どれも皆感動させられるばかりです。
最後は奈良にお住まいの本納寺のお檀家、鈴木様のご案内で平城宮跡へ。来年は平城遷都千三百年祭が開催されるため、着々とその準備が行われており、広大な敷地に朱雀門、大極殿が建っていました。
再び奈良を訪れられる日を楽しみに帰路につきました。足腰の悪い私が無事に団参させていただけましたのも、御仏様のご加護の賜物だと思います。
2009年11月13日
21年お会式レポート
10月17日のお会式では宗祖日蓮大聖人728遠忌御報恩会法要が厳修されました。後に増田太郎氏による奉納演奏がありました。
今年は土曜日だったこともあり、子供から大人まで60名を超える大勢の方がご参列くださいました。
奉納演奏では、増田太郎さんがヴァイオリンで出す様々な音をみんなで当てたり、だんだん視力が落ちていった時のお話や、考え方を変えて前向きに生きられるようになったというお話があったりと、楽しい中にも感動があり、涙を拭いている方もいらっしゃいました。
終了後、みんながすいとんを食べているところへ増田さんがご挨拶に現れると、子供たちは大興奮。瞬く間に増田さんは握手攻め、質問攻めにあっていました。
<同時開催>本納寺華展・書道展
今年は、客殿の一階が華展、二階が書道展という形で展示しましたがいかがでしたか?
たくさんのお客様に見ていただけて一同たいへん励みになりました。ありがとうございました。
2009年10月12日
本納寺の「三光天像」
最近は仏像ブームで、休日に仏像めぐりをするという人口が増加中のようです。
ご存じの方は少ないですが、本納寺にもいくつかお像があるのです。 このたび本納寺に安置されている中の一つ「三光天像」が雑誌に掲載されました。
タイトルは「東京近郊仏像めぐり」(学研)。
京都や奈良まで行かなくても、意外にも身近で名仏・秘仏にお会いすることができます。
気候も良く、町歩きの楽しい季節になりました。仏像初心者にもわかりやすく写真もたくさん載っているこのような雑誌を片手に、休日を過ごすのもいいかもしれません。
仏像はたしかに美しいですが、“見る”ものではなく“拝する”ということを忘れずに、、。
2009年9月21日
お会式のご案内
宗祖日蓮大聖人728遠忌御報恩法要
(平成20年の本納寺お会式)
奉納演奏
ヴァイオリンライブ「心の握手」増田太郎
10月17日(土)午後6時開式(無料)
20歳で直面した《失明》という現実を《障害》や《欠損》として受け止めるのではなくそこから生まれる新たな《可能性》を見出した盲目のヴァイオリニスト、増田太郎。《ヴァイオリンを弾きながら歌う》という独自のスタイルを確立し、全国各地で音楽活動を展開。
その生命力あふれる演奏を目にした人たちからは「ヴァイオリンのイメージが180度変わった」など、驚嘆の声がよせられています。
「誰もが日々の忙しさのなかで
ふと見えなくなっているものがあるはず
だからこそ《心のセンサー》を磨いて
たくさんの《気づき》を体感することが
とても大切だと思うんです
『誰もが素晴らしい可能性を持っている』
ぼくはそう信じています」(増田太郎)
~ 増田太郎プロフィール ~
5歳よりヴァイオリンを始め、20歳で視力を失うが、《ヴァイオリンを弾きながら歌う》という独自のスタイルで音楽活動を展開。 その生命力あふれる演奏が、フジTV《とくダネ!》をはじめ、新聞各紙に取り上げられる。現在、通常のコンサートに加え、講演と演奏を融合した《講演ライブ》で全国を訪れている。
楽曲『雲』がNHK「みんなのうた」で放送されたほか、 2006年、普天間かおりさんに提供した楽曲《花星賛歌》(はなほしさんか)がテレビ東京《美の巨人たち》のエンディングテーマに起用される。
毎年クリスマスイブに「音の出る信号機」設置にむけて放送されている ニッポン放送《ラジオ・チャリティ・ミュージックソン》に、2002年より出演。
現在、レギュラーラジオ番組「増田太郎ミュージックシュタイン」 (茨城・和歌山、沖縄放送)のパーソナリティ。
2008年、 エッセイ「拍手の中に『笑顔』が見える」にて、毎日新聞主催「第6回オンキヨー点字作文コンクール」グランプリを受賞。
今年5月、NYセントラルパークで開催された《JAPAN DAY2009》に、 日本からの招聘アーティストとして出演。
増田太郎ホームページ http://tarowave.com
本納寺花展・書道展のお知らせ
10月17日(土)18日(日)10時~16時
今年も本納寺客殿で花展を開きます。秋の花でいっぱいの本納寺をお楽しみ下さい。
信徒会館では、大人・子供書道教室及び写経会のみなさんの作品を展示する書道展を開催します。
併わせてご覧下さい。
2009年8月29日
信行会と写経会
毎月の信行会・写経会は、このところ新しいメンバーが増えました。毎回参加するコアな方も多いのですが、ご都合のいい時、気の向いた時に参加なさる方もいらっしゃいます。気候、体調、その日の気分など、毎日変わるものです。いつでもいつからでも始められますので、お気軽にご参加下さい。
信行会
毎月第1日曜日 午前8時~10時まで
唱題行・朝がゆ
会費 100円
○椅子席もありますので、 足の心配なくご修行できます。
写経会
毎月第3日曜日 15時~17時
会場 本納寺本堂
会費 500円
○全席椅子席ですので”座るのが苦手“という方にもご参加いただけます。
○写経会の後半に仲崇霖先生の用筆・結構の講座があります。
○写経用具は寺で準備いたします。
2009年8月5日
2009年7月18日
信行会300回皆出席
長島英次氏
信行会300回に皆出席なさっている長島英次さんにお話を伺いました。
信行会は1ヶ月に一度ですから、第1回は25年前にさかのぼります。当時48歳、会社勤めでお忙しかった長島さんは「お寺へ来るのはお墓参りの時くらい」だったそうです。
お父さまが亡くなり「今まで任せていたが自分でやらなくてはならなくなった。何も分からなかったので当時開かれていたお経の練習会に参加した」のが始まりとのこと。この会がのちに信行会となります。
月に一度とはいえ日曜日です。予定が入ることも多いのではないでしょうか。
長島さんのご趣味はゴルフ。初めのうちは誘いも多く断るのが大変だったそうです。しかし「会社も精勤、何事にも真面目に通う性格、何より寺まで自宅から歩いて10分」、会社を退職なさったあとは「なるべく外に出る機会を意識的に作るようにしている」「客殿建て替えで会計という役になったため寺に来る用事もできた」こともあり、300回皆出席につながったのでした。初期の信行会では最年少でしたが、その頃とはメンバーは総入れ替わり。お酒の強い方がいて、信行会の新年会で楽しく飲んだ思い出があるそうです。
信行会に参加してきて一番の成果は?の問いには「う~ん、考えたこと無いなあ」。
この気負わなさが長続きの秘訣なのかもしれません。
長島さんは音楽鑑賞、落語も大好き。金原亭伯楽の大ファンで、よく寄席に行って楽しんでいるそうです。
寺の総代でもあり、信行会だけでなく寺の行事や団参旅行にも積極的に参加して下さっています。
これからも変わらず気楽に楽しくご参加ください!!
2009年6月16日
総本山 身延山団参
春の団参に参加して 渡辺詞男
平成21年6月2日から3日の1泊2日で春の本納寺団体参拝に行ってきました。私は二年前に本納寺庫裏改修の設計を行ったのがきっかけで、去年から団参に参加するようになりました。職業柄、古建築を見るのが好きなので、色々なお寺を参拝できる団参を楽しみにしていましたが、今回はうっかり申し込みを忘れ、直前に滑り込みでお願いをして何とか参加することができました。
今年は「総本山身延山の旅」ということで、身延山久遠寺にて立正安国論奉進750年報恩法要に参列しました。法要は東京都西部宗務所主催で行われ、1,000人以上が集まるとても盛大なものでした。途中、森部住職を先頭に、真っ白な修法衣を着た僧侶が本堂内を行堂した後、散華(華葩)が舞い、木剣がリズミカルに鳴らされました。このように華やかで動きのある法要に参列するのは私にとって初めての経験で、1時間半もの間、生命感のようなエネルギーを感じながら見入ってしまいました。
初日に訪れた久遠寺には駐車場から斜行エレベータが設置され、2日目に訪れた武田神社、善光寺、恵林寺、ハーブ庭園は平地にあったため上り下りが比較的少なく、移動がとても楽でした。それでも年配の方にとっては少しの階段も大変そうでしたが、住職をはじめとする若手(?)が手を貸したりして気遣うことで、みんなが楽しく観光を楽しむことができました。
今年の団参では法要や元気な年配の方々からのパワーに圧倒されつつも、元気をもらって帰ってきました。帰りのバスで池袋に到着し、みんなと別れた後に団参を振り返ると、温泉に入った後のビールと料理がとても美味しかったのを思い出し、来年もまた参加したいと思いました。