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カテゴリー「本納寺だより」の記事

「東京近郊仏像めぐり」

2009年10月12日

本納寺の「三光天像」

最近は仏像ブームで、休日に仏像めぐりをするという人口が増加中のようです。
ご存じの方は少ないですが、本納寺にもいくつかお像があるのです。 このたび本納寺に安置されている中の一つ「三光天像」が雑誌に掲載されました。
タイトルは「東京近郊仏像めぐり」(学研)。
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京都や奈良まで行かなくても、意外にも身近で名仏・秘仏にお会いすることができます。
気候も良く、町歩きの楽しい季節になりました。仏像初心者にもわかりやすく写真もたくさん載っているこのような雑誌を片手に、休日を過ごすのもいいかもしれません。
仏像はたしかに美しいですが、“見る”ものではなく“拝する”ということを忘れずに、、。

「三光天像」についてはこちら

本納寺縁起

2009年5月25日

このたび本納寺縁起(リーフレット)ができました。
本納寺の「いわれ」と「行事案内」「境内案内」等が掲載されています。

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これを見て、普段お参りに来られている檀信徒も「うちのお寺がいつできただなんて知らなかった」「ゆかりあるものがいろいろあったんですね」とおっしゃっていました。
東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅が近くにできて最近多くなった散歩の方々も、縁起片手に境内・墓地を散策なさっています。墓地見学の方にも本納寺のことをご案内するのに差し上げています。
いつも玄関に置いてあります。ご自由にお持ち下さい。

本納寺春の花

2009年4月23日

花々

春彼岸のとき、お檀家のTさんが撮影してくれました。アップするのがかなり遅くなってしまいましたが、ご覧ください。

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三味線のリフォーム

2009年1月1日

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

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三味線のリフォーム

 十年ほど前、本納寺客殿を新築するため片づけをしていたところ、物置から三味線が出てきました。バラバラに分解されているし、まだ使えるのかどうかもわからなかったので、お檀家の三味線にお詳しい松本文子さんにご相談することになりました。松本さんは、こちらの頼みを快くお引き受け下さり、修理に出して、お稽古の時に使って下さっているとのこと。
 というのも松本文子さんは端唄小唄の青葉流初代家元。ご結婚後の35歳から千本流の三味線を始め、1998年にはご自分の流派「青葉流」を興されました。お名前は青葉雪二三(ゆきふみ)さんです。この秋には、青葉流家元を二代目青葉二三花(ふみはな)さんに譲られました。
 先日、ご法事で来寺された際に、その三味線を持ってきて下さいました。一口に三味線といっても、竿の太さやコマの位置、撥の種類も様々で、本納寺にあった三味線は長唄用のものだそうです。胴掛は、あつらえないとできないような珍しいものだそうですから、歴代住職の中に三味線好きがいたのかもしれません。
 時代を超えて再び日の目を見た三味線、活用して頂けてありがたいことです。

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 元旦の今日、境内の梅が一輪だけ花開きました。何かいい兆しでしょうか。
 皆様にとっても本年が良い年でありますように。

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AED「自動体外式除細動器」

2008年11月10日

AED設置 

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お彼岸・お会式の時にお気づきの方もいらしたかと思いますが、このたびAED「自動体外式除細動器」が設置されました。

近頃、役所や町なかでよく見かけるようになったAEDとは—

心筋梗塞の発作など、心臓病が原因で起こることが多い「心室細動」(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状 態)を、電流によって正常に戻す機能を持っています。
今までは、専門医療機器は医師・看護師や救急救命士しか扱うことができませんでしたが、AEDは誰でも簡単迅速に使えるため心臓突然死からの生存率が改善されると期待されています。
生存率は、1分間に7%~10%下がるといわれており、救急隊員が到着するまでの平均時間6分までに生存率が40%を切ってしまうケースが多いそうです。

設置に伴い、本納寺門前にも「AED設置」とお知らせを掲げました。お寺にお越しの方々だけでなく、近隣の方々にもお使いいただけます。
使わなくて良いに越したことはありませんが・・・。

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新墓地バリアフリー

2008年9月20日

墓地分譲開始 

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本納寺信徒会館脇に新規墓地を造成し、分譲することになりました。
昨今、都内寺院では土地の高騰や都市化が進み、墓地の確保もなかなか困難ですが、[本納寺墓地]は、雑司が谷という歴史的環境に包まれた閑静な場所にありながら、JR線、東京メトロ副都心線、都電荒川線と交通アクセスが良いのがオススメです。
駐車場は狭いですが、多少(5・6台分)ございます。
新墓地の利点は、墓地入り口に位置し境内から近いこと、バリアフリーなので車椅子やカート、杖をついてお出での方も足元の心配が無いこと、既存墓地と比べて通路や区画に余裕があることなどが挙げられます。

(ご利用いただくにあたって)
本納寺は日蓮宗(総本山身延山久遠寺)の寺院で、本師釈迦牟尼仏・法華経・日蓮聖人を三宝として信奉いたします。墓地は本納寺の檀家となって、信仰を同じくし、先祖を供養し、ともに本納寺を護持するという誓約のもとに、ご使用いただきます。
過去の宗派は問いません。

分譲墓地区画
A区 90×90㎝
B区 70×70㎝
C区 90×90㎝以上
【使用料につきましてはお寺にお問い合わせください 03-3971-4384】

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今回の墓地分譲は、墓地建立時期の制限はありません。必要な時にいつでも建立することができます。

韓国からの客人

2008年7月24日

ホームステイしています

 七月の初めから金さんという女性が本納寺にホームステイしています。
 日本語ができる方なので、寺でもすっかりお盆のお手伝いなどお願いしていたら、樒(しきみ)も手早く束ねられるようになってしまいました。お施餓鬼にはお斉の配膳をお手伝いしてくれていたのでお会いになった方も多いと思います。
 先日、鬼子母神で盆踊りがあり、これにも参加して踊ってきました。日本の夏を情緒たっぷりに満喫している毎日です。本納寺の大人書道教室や写経会にも参加しました。

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 実は金さんはイラストレーターで、今回ご自分の絵はがきをプレゼントしてくれました。韓国の伝統的な小物(特に女性のそばで使われたもの)や結婚式の新婦を描いた、美しい色合いの素敵なカードです。
 金さんのHPもあるので是非ご覧になってみてください。この絵はがきのような韓国伝統小物の絵や、韓国の日常風景を描いた作品が見られます。
www.cafelana.com
 金さんはしばらく滞在予定ですので、皆様にお目にかかる機会もあるかもしれません。

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副都心線が六月十四日に開通しました

2008年7月1日

東京メトロ副都心線開通

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 本納寺墓地のすぐ裏に「雑司が谷駅」ができました。徒歩3分です。
 開通当日、駅前では様々な開通記念イベントがあり、記念切符を買う人々が列を成し、見物客・観光客で大賑わいでした。
 このたび、この駅の最寄りの寺が本納寺ということで、ホームに当山の看板を掲げました。青いので、すぐに見つかると思います。駅ご利用の際は探してみて下さい。
 看板のデザインは、以前お檀家の田島長政様が作って下さった切り絵をモチーフにアレンジしたものです。この切り絵はいつも玄関に飾ってあるので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 ところで、この雑司が谷という地名ですが、当山先々代の兜木正亨師の時代に無くなりかけたことがあります。この時、兜木師と本納寺の門前に住んでいた戯曲家の秋田雨雀氏が、町名保存活動に尽力しました。賛同者も多く、当時七丁目まであった雑司が谷は、三丁目までが残されることになったのです。兜木師がご遷化されてから三十年経って、駅名になりました。師も雨雀氏もきっと喜んでいらっしゃるでしょう。

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御衣黄が満開です

2008年4月11日

御衣黄(ぎょいこう)

 桜の中で唯一緑色の花を付ける種類らしく、カメラを持ったお散歩の方が盛んに撮影しています。ソメイヨシノも枝垂れ桜も散ってしまった今、本納寺の門前は珍しいこの御衣黄が主役です。

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ギョイコウ(御衣黄)は、サクラの栽培品種である。開花時期はソメイヨシノより遅めの4月中旬~下旬頃(東京や京都など)。 大きさは中輪~大輪の八重咲き(花弁数は10~15程度)で、花弁は肉厚で外側に反り返る。色は白色から淡緑色である。中心部に紅色の条線があり、開花時には目立たないが、次第に中心部から赤みが増してきて(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。場所や時期によって、花の大きさや色合いなどに大きな差がある。緑色の花を咲かせ、この緑色は葉緑体によるもので、同じく葉緑体をもつ鬱金も若干緑色がかかるのだが、その量が少 ないためにもっと薄い淡黄色である。また濃緑色の筋の部分には、鬱金の花にはない気孔も裏側に存在する。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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[春]境内ー墓地

2008年3月3日

紅梅と白梅が咲きました

 墓地の紅梅と白梅です。2月の早い頃から咲いていました。
この白梅はどっさり実をつけるので、毎年梅シロップを作ります。

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 境内の白梅です。二月末から咲き始めました。
こっちはどういうわけか毎年二粒程度しか実がなりません(私の「良い梅木」の判断基準は実の量)。

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 まだまだいっぱいなっている柚子。冬至にお参りだった方々に相当数お分けしたのに、未だこの状態。韓国風に柚子茶でも作りましょうか。

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 新墓地のそばの枝垂れ梅です。濃いピンクが鮮やか!(Y)

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本納寺参拝ー常円寺檀信徒27名

2008年2月6日

新宿常圓寺の団参 

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 1月24日、新宿常圓寺(ご住職 及川周介上人)のご一行(27名)がお見えになりました。下総中山法華経寺の大荒行堂でご祈祷の後、雑司が谷鬼子母神と合わせての本納寺ご参拝でした。
 皆様には私が入行した時にも、常圓寺有縁のお上人とともにお見舞い頂いたことを覚えています。
 常圓寺様と当山院首とはとても縁が深く、院首夫妻の結婚式式長は、ご住職のお父上 本妙院日修上人(及川真学上人)でした。またご住職が現立正大学理事長ということもあり、その他いろいろなことでご懇意にして頂いています。
 ご一行は、ご本堂でのお経の後、書院に掲げられている本妙院日修上人書(『諸法実相鈔』の一節)をご覧になりました。これは及川周介上人より、院首へ贈呈されたものです。
 常圓寺の皆様、ご参拝ありがとうございました。

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新年のお参り、ご挨拶に今年も大勢の方が来寺されました。

2008年1月7日

いろいろな方が、、、

 四谷陽運寺の美男美女ご夫妻。奥様があんまりお綺麗なので写真を撮らせてもらいました~!子供はうちの子です。住職はカメラのセルフタイマーの仕方が判らず、写真にご一緒できませんでした。

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 鳶の七番組の皆さんは纏を持っての粋なご挨拶。
 元旦の「筋肉番付」にも出演したフットサル日本代表の稲葉洸太郎さんは、お友だちの田中さん(これまたフットサル選手)とお参りに。

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 他、たくさんの方がお参り、ご挨拶くださいました。ありがとうございました。(Y)

弁財天版画

2008年1月1日

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

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弁財天版画

昨年末本堂を大掃除していたところ、もの入れの奥から「弁財天」が刷られた紙が出て参りました。
本堂左に弁財天像がありますが、その脇に飾ってある版木を刷ったものでした。下の方に「雑司谷本納寺」とあります。現在は古くなっているので刷ることはできないでしょう。
この弁財天の版画は縮小復刻(ゴム印)されて、ご朱印の判として押されています。
予期せぬ発掘に、何かいいことがありそうな気がしています。
皆様にとっても本年が良い年でありますように。
 

※額に入れて大玄関に飾りましたのでご覧下さい。

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このたび住職が新しくなりました

2007年9月28日

法燈継承式厳修

 9月9日 法燈継承式が厳修され、このたび住職が新しくなりました。
 寺としては客殿落慶式以来10年ぶりの大式典で、大勢のお檀家さんで境内はぎっしり。
 午後一時、雑司が谷鬼子母神堂から本納寺へ向けて行列が出発しました。木遣りを先頭に天童、新住職、総代世話人、寺族が続きます。かわいいお稚児さん達のお陰で列の周りはカメラを構えた人や見物客でいっぱいでした。
 本堂では天童による献花・能楽師笛方寺井久八郎師による奉納演奏。そして開式。
 法要で前住職より新住職へ払子が渡されました。
 その後境内にて披露宴が催され檀信徒みんなで法燈継承を祝いました。

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参列の檀信徒より
 「信徒会館の方の席にいたのですが、大きいモニターがあってよく見えました。」(Iさん)
 「親戚の子の天童姿を見に来たのですが、あんまり可愛くて一緒にくっついて境内に入ってしまい、記念品を頂戴して帰るのを忘れてしまいました。」(Kさん) 後から記念品をお送りしました
 「めったにないことなので楽しみに参りました。木遣りもすばらしかったし、ご盛大な式で感激しました。」(Mさん)
 「私一人で参列したんですけど、こんな立派な式典で妻も連れてくればよかった。」(Sさん)
などいろいろな声を頂きました。ありがとうございました。

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法燈継承 第34世より第35世へ

2007年9月27日

新住職就任挨拶 平成19年9月9日

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 「こんなに大勢の方々に支えられていることに、感激し、深く感謝しておりますと同時にこれからの責任の重大さを痛感しております。

 大学卒業後、社会人を経て27才で仏門をくぐりました。在家出身で、何も知らず何もできない私を、檀信徒の皆様はあたたかく迎え入れてくださいました。ここ本納寺で修行し、檀信徒皆様とのふれあいを通じて、僧侶の持つ様々な役割を知り、荒行堂に入り修法師になることができました。また講習所を修了し声明師にもなることができました。ひとえにお世話になった各聖、檀信徒皆様に育てて頂いたおかげでございます。

 皆様ご存じの通り、本納寺の先代二人は学者です。しかしながら、私は学問向きではありません。もっぱら身体を動かすほうが性に合い、じっと机に向かうのは苦手です。

 現在、法務等の他、合間を縫って地元の中学校でサッカー部のコーチをしております。生徒たちがグランドで培ったものを将来に生かしてくれるだろうことを楽しみに、毎回一緒に走り回っております。私自身、この地域活動を通じて、雑司ヶ谷にも愛着が湧いて参りました。

 先代とはキャラクターが大きく違いますが、私なりに少ない智慧をしぼり、身体をつかって、足も使って頑張って参ります。

 先代には心おきなく研究に打ち込んでもらいたいと思います。

 若輩の身ではございますが、宗門発展の為、寺門興隆寺檀和合のため精進する所存でございます。今後とも尚一層の御指導を宜しくお願いいたします。本日は誠に有難う御座いました。」

(第35世 森部 達彦)

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