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カテゴリー「本納寺だより」の記事

団体参拝旅行-身延

2020年2月3日

京浜教区檀信徒研修道場 身延山


10月4日、京浜教区檀信徒研修道場(身延団参)に行って参りました。本納寺からは住職を含め10名の参加です。土砂降りの雨の早朝、バスで身延町にある大野山本遠寺へ出発したところ、着いた先は快晴で気分も晴れやかに。こちらは、徳川家康の側室お万の方の帰依を受けて創建されたお寺だそうです。どうりで屋根に葵のご紋がついているはずです。
ご本堂でお開帳のあと、山形上人による「お万の方」のお話がありました。ストーリー仕立てでわかりやすく、有り難く拝聴しました。
研修道場なので写経の時間もあり、短い時間でしたが皆で熱心に書写し奉納して参りました。本山身延山久遠寺がすぐ近くにあり、そちらもお参りできて嬉しかったです。
食事の時間には、他のお寺の檀信徒の方と「どちらからですか」などと聞き合い、楽しくおしゃべりしました。一人でご参加の方もいらっしゃることを知り、この様なバスツアーは個人旅行とは違って法要や法話に参列できるし、往復も便利なので、確かに参加しやすいなあと思いました。
帰りのバスの中で、お札やお土産の身延まんじゅうを頂いて帰路につきました。

秋田雨雀の肖像画

2020年1月1日

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

秋田雨雀の肖像画


先日、当山にある秋田雨雀氏のお墓に3名のお参りがありました。
青森県黒石市の秋田雨雀記念館館長の伊藤英俊さんと、埼玉県川口市の画家、森元利根さんとご家族の女性です。
本納寺の向かいに住んでいた秋田雨雀は、劇作家、童話作家、社会運動家として知られていますが、西池袋の舞台芸術学院の初代学院長も務めていました。森元さんは昭和20年代に在学なさっていて、直接指導を受けた雨雀の教え子さん。御年96歳です。
寺にお出でになる前に、青年劇場(雨雀の教え子達が結成した劇団)を訪問なさったそうで、お参りのあとは、舞台芸術院へいらっしゃるというスケジュールでした。
館長の伊藤さんからは、秋田雨雀が、地元、黒石中学校の校歌の作詞もしていること、青森県出身の芸術家として今も愛されている一人で、「みちのく歴史館」には太宰治、棟方志功らと並んで、秋田雨雀の蝋人形もあることなどを教えて頂きました。

「雨雀氏の墓石の字は親交のあった先々代の筆によるものであること」や「近くの宣教師館にも雨雀氏の資料が展示されていること」「雑司が谷という地名と、大門の欅並木は、雨雀氏と先々代が先頭に立った保存運動により残ったものであること」などなど、雑司が谷での雨雀さんについて私が知っていることをお話ししました。
お帰り間際には「私たちが載っています」と陸奥新報と東奥日報をくださいました。
館長の伊藤さんと、森元さんが、雨雀氏の肖像画を挟んで写真に収まっていました。青年劇場から寄贈されたこの肖像画が、在学当時学院の二階に飾ってあったことや完成の経緯を覚えていた森元さんが、記念館を訪問し説明したり、保管していた貴重な資料を寄贈したという記事でした。

見覚えのある肖像画だなあと思い、寺のブログを遡ってみたところ・・・、やはりそうでした!11年前のお会式の奉納公演に青年劇場の皆さんをお呼びしたとき、この肖像画が一緒に寺に来ていて、作品を朗読する劇団員のうしろで、にこやかに微笑んでいたのでした。

「本堂耐震ならびに屋根瓦葺替工事」開始

2019年11月5日

宗祖日蓮大聖人御降誕八〇〇年慶讃記念事業

10月より瓦葺替工事がはじまりました。 しばらくの間、本堂を閉め、客殿書院二階を仮本堂としてご法事を行います。 また、本堂の周囲には足場が組まれており、お墓への通路の見通しが悪くなっております。お気をつけてお参りください。

 

ナスすこし

2019年8月13日

「江戸東京野菜雑司ヶ谷ナスをまた雑司ヶ谷で」

「江戸東京野菜雑司ヶ谷ナスをまた雑司ヶ谷で」という思いから、今年も昨年に続き境内門脇で栽培を始めましたが、夏初めの天候不順のせいか、なかなかうまく育ちませんでした。今年こそお盆のお供えとして収穫できることを楽しみにしていたのですが…。

修行体験-アイドルグループ[アメフラっシ]

2019年7月3日

「アメフラっシ」修行体験

 先日、アイドルグループ「アメフラっシ(ももクロの妹分)」の愛来さんと市川優月さんが修行体験に本納寺を訪れました。

 本納寺BLOGの中学生の修行体験レポートをネット検索で見つけたことがきっかけです。

 唱題行・写経・廊下の雑巾がけなど、普段やったことがないであろう様々な寺の日常を体験してもらいました。二人は常にテンション高く元気いっぱい。アイドルは大変です。正座の経験の少ない今どきの若者ですから、唱題行では当然もぞもぞ落ち着きません。痛いのを我慢して、よく頑張りました。

 きっと正座で痛い思いをしただけ、写経で心を磨いた分だけ、掃除できれいにしただけ、清浄(しょうじょう)になったことでしょう。そして今回の体験が「アメフラっシ」ブレイクの一助になれば、当山としても嬉しいかぎりです。

アメフラっシ 公式サイト – AMEFURASSHI OFFICIAL WEBSITE –

 

御衣黄咲いています

2019年4月9日

※花びらがピンクに染まり、今週で見納めでしょう。(4/21)

※花びらがピンク色に色づいてきました。(4/17)

※今門前の御衣黄が見頃です。(4/9)

 

ギョイコウ(御衣黄)は、サクラの栽培品種である。開花時期はソメイヨシノより遅めの4月中旬~下旬頃(東京や京都など)。 大きさは中輪~大輪の八重咲き(花弁数は10~15程度)で、花弁は肉厚で外側に反り返る。色は白色から淡緑色である。中心部に紅色の条線があり、開花時には目立たないが、次第に中心部から赤みが増してきて(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。場所や時期によって、花の大きさや色合いなどに大きな差がある。緑色の花を咲かせ、この緑色は葉緑体によるもので、同じく葉緑体をもつ鬱金も若干緑色がかかるのだが、その量が少 ないためにもっと薄い淡黄色である。また濃緑色の筋の部分には、鬱金の花にはない気孔も裏側に存在する。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

『お題目結縁瓦』奉納募集

2019年3月18日

 

 

百年に一度しかない屋根の葺き替えにあたり、瓦奉納の募集をいたします。

ご奉納いただいた瓦の裏面にはお題目が書かれており、そこにお名前ならびに祈願または供養内容を墨で入れ、祈念いたします。

奉納された「瓦」は、今後百年間は残り、永代に顕彰され、また日々お経が届くことになります。

このたびの機会・ご縁が、本堂の瓦として子や孫の世代へ力強く継承できますように願う次第です。

ご協賛を謹んでお願い申し上げます。

 

○申し込み方法  本納寺 「瓦」奉納申込書PDF

申込用紙記載の上、本納寺の受付または郵送/FAX/メールにてお申し込みください。

・Address : 171−0032 東京都豊島区雑司が谷3−19−14

・TEL : 03−3971−4384  FAX : 03-3971-4513

・Mail : myo-eizan@honoji.or.jp

パンダ四天王

2019年1月8日

パンダ四天王がやってきました


住職は子供のころから大のパンダ好き。

五年前、本納寺九老僧の仏師、藤田良夫師に「パンダ好きなら是非」と勧められて行った日本橋高島屋のギャラリー。出品されていたパンダ四天王に一目惚れしたものの、当時はちょっと高くて手が届きませんでした。

それでもずっと忘れられず、住職が五年貯めたお小遣いをはたいて、再会が叶いました。

大玄関にそれぞれ四方に向かい列座してかわいくお出迎え、守護してくれています。


阿久津優 作

https://akutsu-yu-panda-wood-sculpture.jimdo.com

古版木の再摺にあたり

2018年9月16日

古版木の再摺

さいしょう
にあたり   アダチ版画研究所 中山 周


 本納寺にてご所蔵の「法華経」及び「辨才天女像」版木2点の再摺についてこのたび、以前よりお付き合いのあった本納寺住職よりお話をいただきました。
 私どもアダチ版画研究所(東京・目白)は、江戸時代に浮世絵制作の技術として発展した伝統木版技術を継承する彫師・摺師をかかえる工房兼版元として昭和初期より活動をしております。現在、この技術を使って摺るものとしては、浮世絵の復刻版や現代木版画など多色刷のものが中心となっています。
 しかし、この伝統木版技術の歴史は、古くは奈良時代の仏教の経典を印刷したことに遡ります。多くの人々に仏教を流布するために、大量に同一ものが作れる木版技術が使われていたのです。まさに、今回のお仕事は、我々の技術の原点に戻り、和紙に墨一色で摺るという基本をさせていただいたことになります。
再摺の版木2点は、その目的からもわかるように大量に摺れるように、摩耗しにくい、堅い山桜の木が使用されています。作られた年代を特定することは困難でしたが、摺った際のかすれの具合から、かなりの枚数が摺られたことは、容易に想像できました。
 今回の再摺を通し、摺本を多くの人々が手にし、信仰の支えとなっていた様子を垣間見ることができました。伝統木版技術を継承する私どもにとりましても大変意義深く貴重な経験をさせていただきました。
                   

「法華経版木」の再摺

2018年8月15日

法華経版木が再摺されました



本納寺の内玄関に飾られている法華経の版木と、本堂辨財天像の脇に置いてある版木を、このたび再摺いたしました。
お身内のご法事で寺においでになった、立正大学仏教学部学部長の寺尾英智先生に、法華経版木再摺の構想をお話しし見て頂いたところ、「あまり古くなると摺ることができなくなってしまうから、できるうちに」」と勧めてくださったことがきっかけとなりました。先生は、お忙しいにもかかわらず、この版木の年代や特徴なども調べてくださるとのこと。詳しいことが判明したら、また寺報にてご報告いたします。
作業は目白のアダチ版画研究所に依頼しました。
今回再摺された法華経は大玄関に飾ってあります。

まだ調査中ですが、現在わかっていることは以下のとおり。
・版木の本文(読み仮名)の特徴は「慈海版」という版木の特徴と一致する(先々代の『法華版経の研究』を参照)
・手元にある天保の「慈海版」の写真と版面を照合した結果、形態は一致したが、文字の形の細部に小異がみられる
・「慈海版」版木には元禄版・天保版が知られるが、ほかにも元治版や明治版が存在するようである
・以上の事柄から、天保版以外の「慈海版」である可能性が高い。確定するには元禄版をはじめとする諸版との詳細な照合が必要である

ナスとれました

2018年7月23日

雑司ヶ谷ナス収穫

「雑司ヶ谷ナスをまた雑司ヶ谷で」という思いから始めたナス栽培。おかげさまで毎週数個ずつ収穫できています。
お盆のご法要のお供えを目標に「頼むよー」と声を掛けながら水やりをしていましたが、そうそううまくはいかないもの。お盆法要の日には、取るには早い小さいナスばかりでした、、、
初めてのナス栽培で上手く育つか心配でしたが、たくさんの方がいろいろ教えて下さり、無事に収穫できて嬉しいです。
さて、お味の方はというと・・・絶品です!自画自賛!

「雑司ヶ谷ナス」は、この江戸東京野菜のひとつです。別名を「山ナス」といい、江戸から大正時代にかけて雑司ヶ谷地区一帯で栽培され、味が良いと評判だったそうで、徳川幕府に献上されていたという記録も残っています。
2011年にJA東京あおばが、農業生物資源ジーンバンクからタネを取り寄せて栽培を開始、「雑司ヶ谷ナス」が復活しました。

ナスはじめました

2018年6月12日

江戸東京野菜「雑司ヶ谷ナス」


 昨夏のことです。「雑司ヶ谷ナスについて教えてほしい」と、高校生が訪ねて来ました。私は、「雑司ヶ谷ナス」という名称を聞くのも初めてだし、何も知りませんでした。
そこで、その場で学生とPCで調べてみたところ、江戸東京野菜のひとつに「雑司ヶ谷ナス」というものがあることがわかりました。早速JAに電話をかけ、江戸東京野菜に詳しい担当の方に話をきくことができました。

 江戸東京野菜とは、江戸時代から東京に至る中で、江戸市中や近郊で栽培されてきた野菜(練馬大根・吉祥寺の東京うど・新宿の内藤唐辛子など)のことです。子どもでも食べやすいように 品種改良されている現代の野菜と異なり、 野菜本来の味を楽しむことができます。

「雑司ヶ谷ナス」もそのひとつで、別名「山ナス」と呼ばれ、江戸から大正時代にかけて雑司ヶ谷地区一帯で栽培されていました。
現在、豊島区といえば池袋副都心のイメージで、農業とは無縁な感じがしますが、かつては農業が盛んに行なわれており、江戸時代、徳川幕府に献上されていた記録も残っています。

 JA東京あおばでは、農業生物資源ジーンバンクからタネを取り寄せて栽培を始め「雑司ヶ谷ナス」を復活させました。現在は練馬や板橋の一部の農家が、少量ながら栽培をしているとのこと。
そこで「雑司ヶ谷ナスをまた雑司ヶ谷で」という思いから、当山の門脇で栽培を始めました。お盆のお供えにしたいと思っています。なにぶん素人なので、上手く育つかわかりませんが、収穫できる日を楽しみに水やりをしています。
 
このナスは、小ぶりで皮がかたく、味は甘い。熱を加えると、とろみが出るのが特徴だそうです。

Learn Buddhism

2018年5月2日

仏教を学びましょう

 先日、池袋のインターナショナルスクールから17・18歳の生徒に向けての講演(授業)の依頼を受けました。
 学校では、民族と文化の週間ということで、殊に仏教についてお話してほしいとのことでした。
 インターナショナルスクールには、様々な国籍、またキリスト教・イスラム教の生徒も多くいると聞き、どうお話したものかと困惑しましたが、いざ始まってみると、みんな積極的で元気がよく、こちらからの問いかけにどんどん反応してくれました。ワイワイ笑いながらの講演会となり、あっという間に終了時間でした。良い機会を頂き、こちらにとっても大変勉強になりました。

寺ねこニイ

2017年6月12日

遊んでください

昨夏、墓地で保護された2匹目の寺ネコ、ニイが1歳になります。ニイは、やんちゃですが、先住猫(3歳)のレイと違って人懐っこい性格で、ネコ好きのお檀家さんに抱っこしてもらったりして可愛がられています。

再会-In Guilin

2017年5月20日

桂林 帥民風先生  


 三月下旬、中国桂林に行く機会がありました。住職の書道・篆刻の師であり、以前本納寺の写経会で指導してくださっていた帥民風先生にお会いできました。十三年ぶりの再会でした。
 使う機会があまりないということでしたが、日本語もまだまだお上手で、懐かしい話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎていきました。
 帥先生は現在、広西大学美術学院の学院長をお務めです。
 作品を下さいましたので、本納寺に展示しました。

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