25年子供科学実験教室レポート
2013年9月12日
「地層を掘ってみて、それを見る」
夏休みが始まって間もない7月26日、本納寺で子供科学実験教室が開かれました。境内の隅に穴を掘り、土の変化を観察するという実験に、小学生6名、中学生3名が取り組みました。
「上を見上げるとどこまで見える?・・・空まで!・・・横は展望台に上ればずいぶん先まで見えるよね。じゃ、下はどこまで見たことがあるかな?」という先生の問いに「そういえば地面の下ってそんなに見たことがないな」と気づく子供達。外に出て、ワインオープナーを大きくしたような器具で掘り進み、40センチごとに樋に取り出します。急いで温度を測り色をチェックし手触りも確認します。猛暑の中、そうやって2時間かけて4メートル掘りました。途中地下水にも行き当たり、子供達はもちろん見学の大人も大興奮!
当初は、お向かいの大鳥神社でも掘らせていただいて、土の違いを調べる予定でしたが、本納寺の境内を掘っただけで残念ながら時間切れとなってしまいました。(大鳥神社の宮司様もお子さんと一緒に参加してくれました。) それでも、50センチごとの土のサンプルをお土産にもらって、充実の四時間(盛り上がって予定を一時間オーバー)となりました。最後のまとめの時間に、最初の予想と実際の観察結果を比べました。