東京都西部宗祖御降誕800年慶讃法要
2021年7月14日
宗祖御降誕800年慶讃法要<東京都西部管区大会>
6月9日(水)、東京都西部管区(本納寺所属)による宗祖御降誕800年慶讃法要が大本山誕生寺に於いて厳修され、教師51名、東京都西部檀信徒協議会長が参加いたしました。
午後2時からの法要では、師衆入堂の後「導師委嘱之儀」が執り行われ、誕生寺石川貫首から東京都西部茂田井宗務所長に導師委嘱状と共に払子が手渡されました。また、「写経奉奠之儀」として、檀信徒協議会長よりお題目写経7,425遍が御宝前に奉奠。新型コロナウイルス感染症の中、慶讃法要への参加が叶わない東京都西部管内157カ寺の檀信徒に呼び掛けて写経されたものです。
法要では嶋田修法師会長を修法導師に御宝前法楽が行われ、お題目写経にこめられた所願成就が祈願され、慶讃文では茂田井所長が「末法の今こそ宗祖の誓願を受け継ぐことが、我等の使命にして、立正安国浄仏国土顕現の御遺命に應えんことを誓願し、併せて世界の平和・人類の幸福を祈念し奉る」と言上。 結びに「宗祖の弟子として、お題目を捧げるというのが一番大切であります。7,425遍のお題目写経と、本日法要でお唱えした2,575遍のお題目で都合10,000遍のお題目を奉奠することができました。深く御礼申し上げます」と感謝を述べられ閉式となりました。
なお、慶讃法要に先立ち、午前10時から三奇瑞のあったとされる鯛ノ浦にて東京都西部修法師会・嶋田教要会長導師の許、降誕800年記念海上祈祷を虔修され、まさに御降誕800年慶讃を讃歎するような好天の中、報恩祈祷の木剣が鳴り響きました。